8日(水)は名護市安和区の琉球セメント桟橋で、辺野古に埋め立て用土砂を運ぶガット船に抗議する大行動が取り組まれた。ゲート前のデモに連帯して、海上ではカヌー14艇とゴムボート1隻で、土砂を積み込んでいる第八藤進に抗議した。
第八藤進は昨日7日に大浦湾に入り、土砂の積み替えを行った船だ。昨日の午後大浦湾を出て、早速、今日は安和で土砂を積み込んでいる。辺野古に来るガット船の中でも使用頻度の高い1隻だ。
いつもなら1隻目は午前中で出ていくのだが、ゲート前で抗議している皆さんの頑張りで、第八藤進の土砂積み込みは午後までずれ込んだ。
昼食後、再びカヌーで海に出て、出航しようとする第八藤進に桟橋付近で抗議した。午後2時前から海保による強制排除が始まったが、カヌーメンバーがそれぞれ工夫を凝らし、全員を排除するまでに1時間以上かかった。
海保が使うハサミは文具店で売っているようなものではない。刃が曲がった黒いハサミは、ナイフのようにも使える。
午後3時20分頃、第八藤進が桟橋を離れ、沖に出て行った。その後、昨日大浦湾に来ていたmarumasa2号が接岸したのが午後3時42分頃。それから土砂の積み込みを始めたが、抗議行動がなければ午前中で入れ替えしている。
多くはゲート前で抗議している皆さんの成果なのだが、こうやって現場で行動することで、沖縄防衛局の思い通りに工事を進めさせないことが大事なのだ。人が集まれば工事を遅らせられるし、止めることもできる。
それにしても地元のナグンチュの参加が少ない。ナグンチュや、なーひん参加さんねー、ゆすぬシマぬちゅーたー頼てぃ、恥かさんどーやー。ナグマサーや、まーんかい行じゃーが?