10日(金)は朝から雨模様で、海上行動は中止となったので、ゲート前の資材搬入に抗議する行動に参加した。この日はゲート前の座り込みと同時に午前中、車両で国道を往復し、ゲートから出ようとする工事車両を止める行動も取り組まれた。
砕石を積んでくるダンプカーは、北上するためゲートを右折して出なければならない。ゲート前の国道で車列が切れないと、2回目の搬入のために砕石を積みに出られないのだ。多くの車が出て国道を往復するだけで、効果的に2回目以降のダンプカーを減らすことができる。
発想を逆転させて、資材搬入を止めるだけでなく、出ていく工事車両を止めることで、1日の搬入量が何十台分か減れば、その分工事を遅らせることができるのだ。工夫次第でやれることはまだまだある。
抗議行動の合間に豊原の高台から辺野古側の工事を見た。K9護岸から土砂を運んできたダンプカーが海に土砂を下ろし、埋め立て工事が進められていた。
瀬嵩の海岸から見ると、K8護岸の内側に根固め用袋材が積まれている。資材を運んできた工事車両が方向転換する場所だろうか。その上には汚濁防止膜が見える。作業員の姿が見えたが、見ている範囲では、クレーンは動いていなかった。
大浦湾には第八そうほう丸と第百三十六伊勢丸の2隻のガット船が停泊していた。すでに土砂をランプウェイ台船に載せ替えていた。