26日(火)は朝、カヌー7艇で松田ぬ浜を出発した。辺野古のリーフ内にもうねりが入っており、辺野古先の岩場一帯は波が激しく砕けていた。N4護岸は先端まで被覆ブロックが積まれていたが、新たに捨て石を投下して伸ばす作業はなかった。
この日は午前中、N4護岸の起点部付近の法面に砕石を落とし、ショベルカーで打ち固めて整備する作業が行われていた。高波対策で法面を補強すると同時に、作業しやすいように一帯を広げているように見えた。
リーフ近くの波が高くて汀間漁港を出た抗議船が辺野古側に回ってこられず、陸上での作業が続くようだったので、辺野古先近くで作業を監視しながら待機していたカヌーチームは、午前11時前にいったん松田ぬ浜に引き上げた。
昼食後、「辺野古に基地をつくらせないぶるーの船」に乗ってN4護岸の様子を見に行った。午前中と同じ作業が再開されたが、砕石を落としたダンプカーの荷台が壊れて、すぐに中断してしまった。
この日は捨て石の投下はないと判断し、午後1時半頃に海上行動を終えた。
テント2周辺の草刈りをしたあと、午後2時50分頃に豊原の高台から辺野古側の工事状況を確認した。海からは見えない護岸の内側が見えるが、K4護岸では汚濁防止膜の設置が進められている。K3護岸につながる角の部分がまだ未設置のようだ。N5護岸側から根固め用袋材の上に栗石を敷く作業が並行して行われていた。
K1~K3護岸でも防砂シートの設置が行われていて、根固め用袋材を下す作業が行われていた。3月25日の土砂投入に向けて、②工区での準備作業が進んでいる。
②-1工区への埋め立ても行われている。連日、ランプウェイ台船1隻分の土砂が陸揚げされ、②-1工区に運ばれて投入されている。
午後3時半過ぎに瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。K9護岸では土砂の陸揚げが続けられていた。ランプウェイ台船の上の土砂は残り少なかった。この日のうちにすべて陸揚げしたと思うが、そのあと次の台船と交代したかどうかは確認していない。
ほかのランプウェイ台船は3隻とも土砂が積み上げられていて、次の順番を待っている。
ガット船は第十八福昌丸、松龍丸、吉福善丸、日和丸の4隻が停泊していた。後の2隻はまだ土砂を積んでいると思われる。