20日(土)はカヌー14艇、船3隻で海上行動を行った。カヌーの練習や護岸、海岸の状況確認、船上からの見学者の案内などを行った。晴れて日差しは強かったが、北風が吹いて水も冷たくなり始めている。練習を中心とした班はK9護岸まで往復していた。
護岸の様子を見ながら漕いだが、大きく損壊したところはない。それでも護岸の上に設置されていた蛇腹式有刺鉄線は台風の高波でボロボロになったままで、波でさらわれた箇所も多い。護岸の接合部は被覆ブロックの形状が違ったり、継ぎ目の隙間が大きいので、ブロックの傾きが目立つ。
辺野古岬の大浦湾側は海岸付近がブルーシートで覆われている。この一帯では文化財調査を含めて、どのような作業が行われてきた(いる)のか。今後の工事の進行上からも注目したい。
辺野古側の浅瀬は海底の砂に青い光が映えていた。ただ、その向こうには埋め立てに向けて護岸が伸びている。安倍政権は県知事選挙で示された沖縄の民意を踏みにじり、工事を強行する構えだ。この清ら海をこれ以上破壊させてはならない。全国各地で、辺野古新基地建設工事再開に反対する行動を起こしましょう。