23日(日)も前日に続き,午後から那覇市の新都心と宜野湾市の真栄原交差点で、新基地建設問題を考える辺野古有志の会/ティダの会で街宣活動を行った。新都心のメインプレイス前で準備をしていたら、糸数慶子参議院議員と玉城デニー候補がわざわざあいさつに来てくれた。これから店の中を回るとのことだった。
宜野湾市では特に、普天間基地の返還をめぐって、名護市民と宜野湾市民を分断、対立させ、辺野古新基地建設を強行しようとする安倍政権への批判を行った。沖縄の中で基地をたらい回しし、県民同士で争わせて笑っているのは誰か。自分たちは基地負担を回避し、沖縄県民に犠牲を強要しているのは誰か。
沖縄県民はよくよく考えないといけない。「辺野古が唯一の解決策」とうそぶく安倍首相や菅官房長官。彼らと「協調」しようとするさきま淳候補は、沖縄県民の分断に手を貸すつもりか。名護市民、辺野古区民に新たな基地負担を強いることに痛みを感じないのか。
名護・ヤンバルの住民と宜野湾、那覇の住民が、同じうちなーんちゅーとして手を結び、沖縄への基地押しつけを継続しようとする安倍政権に立ち向かうことの大切さを訴えた。自民党員や創価学会員、保守層のなかにも、今の安倍政権には「協調」できない、といううちなーんちゅーがいるだろう。ぜひ、自分の良心に従って投票してほしい。
辺野古新基地建設は軟弱地盤や活断層などの問題を抱え、工事が長期化するのは必至だ。日本政府はその間、普天間基地をどうするつもりか。辺野古新基地建設を強行し続ければ、結局は普天間基地の返還が遅れるだけだ。
宜野湾市では、市長選挙に立候補している仲西春雅候補が街頭演説していたので、沿道から応援した。昨年の9月29日に浦添市で開かれた「9・29県民大会決議を実現させる会」の報告集会に参加した。当時、沖縄県高等学校PTA連合会会長を務めていた仲西さんが報告を行っていた。
2007年に開かれた県民大会から10年の節目だったが、報告を聴きながら元高校教師の身として、こんなにしっかりした人が高P連の会長をしているんだな、と安心感を憶えた。1年後にこういう展開になるとは、本人も夢にも思わなかっただろうが、厳しい状況下で候補を引き受けたことに敬意を表したい。
学生時代、琉大が那覇市首里から西原町千原に移転したので、宜野湾市の愛知にアパートを借りて2年間住んだ。その後、できたばかりの男子寮に住んだので、宜野湾市に行くと今も懐かしい。普天間基地の返還はもとより、宜野湾市民の暮らしをよくするために、ぜひ仲西候補に当選して力を発揮してほしい。
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