20日(月)は海上行動はやめて、朝から台風対策を行った。ほかに初心者を含めて6人のメンバーが浜の近くで練習を行った。
K1護岸の浜近くにあったクレーンは、朝早くブームを下ろし、台風対策を行ったようだった。ほかに作業和船が出て、オイルフェンスを点検していた。
https://www.youtube.com/watch?v=Az1wHrf1x-w&feature=youtu.be
カヌーの片づけをしていると、米海兵隊の水陸両用車・AAV7が3両浜に出てきて、フェンスぎりぎりでUターンし走行訓練を行っていた。
この砂浜は昨年、3か所で海亀の産卵があった。辺野古岬からK1護岸までの間にあった砂浜が、仮設道路と護岸で潰されたいま、キャンプ・シュワブの辺野古側に残された砂浜はここだけだ。それが米軍の水陸両用車の訓練場所になり、無惨なまでに荒らされている。
米軍基地がなく、金網に隔てられていなければ、夏休みに子どもたちや家族が遊ぶ場所になっていたはずだ。沖縄の陸も海も空も米軍に占拠され、県民は閉め出されている。敗戦から73年も変わらない情けない風景だ。
今頃、こんな旧式の水陸両用車を米軍はどこで使うつもりか。米軍が沖縄、日本を守ってくれる、という幻想をいい加減捨てないといけない。
午後2時半頃に豊原の高台から見た辺野古側各護岸の様子。K3護岸の上に人の姿があったが、重機類はなく作業は行われていなかった。
埋め立て土砂の投入が問題になっている辺野古岬側の海岸では、ブルーシートが張られている付近に作業員の姿があった。台風対策に来た可能性もあるが、選挙に向けた動きの裏でどういう作業が進められるか、注して見ておきたい。