週明けの6日は広島に原子爆弾が投下された日で、カヌーメンバーは松田ぬ浜で黙とうを捧げてからk4護岸に向かった。
この日はカヌー18艇、抗議船1隻でK4護岸の被覆ブロック設置に抗議した。先週の土曜日で3分の2以上は設置が終わっており、残った部分の設置に対してオイルフェンスを越えて抗議しようとした。しかし、海保の弾圧は厳しく、オイルフェンスに上がると同時にカヌーを押さ込んでくる。
それに抗してカヌーでオイルフェンスを越えるのは簡単ではない。それでも、K4護岸の被覆ブロック設置が今日で終わりそうなので、みな粘り強く何度もオイルフェンスを越え、護岸の近くで作業員に呼びかけた。
K4護岸と松田ぬ浜の間では、米軍の水陸両用車が訓練を行っていた。同車両が通ったあとは海底の砂が巻き上げられ、海草に与える影響は大きい。
午後2時半頃、K4護岸外側の被覆ブロック設置が終了した。引き続き護岸の内側に設置作業が進んだ。
豊原の高台から確認すると、午後5時の段階で被覆ブロックの設置は残り数個になっていた。おそらく時間を延長して、この日のうちに設置を終了したのではないかと思われる。