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着々と進む護岸工事。その現実を直視して、まずは工事の進行を止めなければいけない。

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 ここのところ国賠訴訟の準備や親戚の法事、原稿執筆などが相次いで、カヌーで海に出るのは1週間ぶりとなった。1週間の間にも3か所で進められている工事が進行し、K4護岸とN3護岸、K4護岸同士の間が狭まったことが目に見えて分かる。

https://www.youtube.com/watch?v=zhNrhsr8W_0&feature=youtu.be

 県民投票や基地引き取り論など、辺野古新基地をめぐっていろいろな運動が展開されている。しかし、そのような運動を進めている人たちのどれだけが、辺野古の海で進められている工事の現実を直視しているだろうか。海に投下される砕石の音は胸をかきむしる。

 やんばるまで足を運び、カヌーはおろか船に乗って現場を見ようとする政治家、文化人、市民はごくわずかだ。砕石に押し潰されて日々海の生き物は殺されている。護岸がつながり海が閉ざされれば、潮の流れが止まった海は水温が上昇して、中の生物は死滅させられる。それを座視していて、何が県民投票、引き取りだろうか。

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https://www.youtube.com/watch?v=UFWMlLzqEzw&feature=youtu.be

 K4護岸工事は3か所で同時進行しているが、辺野古岬に近い側で捨て石の投下が行われていたので、午前中はそこを中心に抗議行動を行った。ほかの2か所では被覆ブロックの設置が行われていた。

 カヌーで抗議しても、ゲート前で座り込んでも、工事は止められない。そううそぶく者たちは、新基地反対を口にする者たちの中にもいる。自分たちはどれだけの行動をしているのか知らないが、インターネットで偉そうなことを言っている連中にはうんざりさせられる。

 しかし、高江でも辺野古でも実感していることだが、実際に工事現場に迫り、体を張って抗議をする者たちが、沖縄防衛局にとっては一番厄介な存在なのだ。海上行動であれ、ゲート前の座り込みであれ、毎日それを実行する者がいなければ、警備もオイルフェンスも鉄柵も必要なく、工事は楽に進められる。

 海上行動は埋め立てに向けた工事に直接抗議するものだ。工事の現場に迫ることができれば、実際に工事は止まる。反対するのなら、こんなにやりがいのあることはない。

 海保の警備・圧力が強いなか、現場に迫るには一人でも多くカヌーの乗り手が必要だ。練習をすれば誰でもカヌーは乗れる。あとは努力する熱意がどれだけあるかだ。本気で辺野古の工事を止めようと思うなら、ぜひカヌーに乗って海で抗議してほしい。

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 昼食のあと午後の行動に出ようとしたら雨が降り出した。しばらくテントで待機したが、天候不順のためカヌーによる行動は中止し、船で現場の様子を確認した。

 K4護岸では3か所とも被覆ブロックの設置が行われていた。台風の発生が予報されていて、その対策に入っているらしい動きもある。今後の工事の進行にも影響するので注目したい。


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