11日(金)は午前9時からキャンプ・シュワブのゲート前で開かれた5・15平和行進の出発式に参加した。県内外から多くの参加者が集まったため、この日はゲートからの資材搬入はなかった。
出発式の途中、ゲートから出てきた米軍トラックが何台も国道329号を南下していった。荷台に乗った海兵隊員が小銃を手にしている姿を見て、ヤマトゥから来た参加者には驚いた人もいただろう。こういう光景を日常的に目にすることは、沖縄以外ではめったにないはずだ。
沖縄県平和運動センター議長の山城博治さんや稲嶺進前名護市長、ヘリ基地反対協の安次富浩さんなどがあいさつしたあと、ガンバロー三唱をして午前中は宜野座村役場までのコースを歩いた。
沖縄は梅雨入りしているが、この日は青空が広がった。それでも風が強かったので、行進するにはいい日和だった。歩きながら500人集会や県民投票のことなど辺野古の状況について聞いたり話したり、情報交換や議論の場ともなった。
午前中歩き、昼食をとったあとに辺野古に戻った。午後1時45分頃、漁港から見ると仮設道路工事は根固め用袋材の設置が行われていた。
K4護岸ではモッコを吊り下げていたが、そのあと下ろして午後は風が強いせいか、3時過ぎまで捨て石投下などの作業は行われていなかった。