ゲート前の弾圧と抵抗／沖縄防衛局のふざけた勤務状況

　２７日は午後から用事があったので海上行動は休み、午前中、ゲート前の座り込み行動に参加した。午前８時５０分頃から１回目の資材搬入に向けて、機動隊が強制排除を開始した。機動隊の中には、市民の腕をねじったり、肉をわしづかみにしてわざとダメージを与え、嫌がらせをする者もいる。

　市民が少し抵抗しただけで、沖縄県警・機動隊は「公務執行妨害だ」と喚き、逮捕の機会をうかがう。市民が手を出せない一方で、自らは平然と暴力をふるう。そういう卑劣な弾圧に、市民の必死の抵抗が続いた。

　午前中は生コンのミキサー車や石材を積んだダンプカーの他に、路盤や法面の補強材らしきものを積んだトレーラー車が入った。消波ブロックの製作に使うミキサー車の多さが目立った。

　今日の午後からＫ９護岸に消波ブロックの設置が始まったと報じられている。台風が来る前に補強しようという考えだろうが、製作にも拍車がかかっているようだ。

　山城重機という会社のダンプカーが砂利を積んで入ってくるが、一目で過積載だと分かる。それに対し沖縄県警は取り締まりどころか注意すらしない。高江でも見られた光景で、国のやる不法行為には見て見ぬふり。大した法治＝放置国家ぶりだ。

　しかし、そういうことが許され、当たり前になってはいけない。高江では市民が再三にわたり指摘し、批判することで業者は改善せざるを得なくなっていた。辺野古でも同様の対応をさせないといけない。

　上の写真は沖縄防衛局員の、勤務時間中の姿である。ほかの局員は作業服を着ているのに、この局員はランニングシャツ姿で仕事をしていた。沖縄防衛局では、暑ければこういう格好で仕事をしていい、と容認しているのだろうか。市民をなめているとしか思えない公務員のふざけた姿だ。

　こういう連中が沖縄で幅を利かし、米軍のために奉仕して、沖縄県民に犠牲を強いるのを許してはならない。基地の金網の奥でマイクを手に喚いているだけで給料をもらえるのだから、ふざけた話だ。