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Channel: 海鳴りの島から
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コンクリートブロック投下に向けたサンゴ調査への抗議が続く。

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 8日は朝、カヌー10艇で松田ぬ浜を出発した。ほかに3艇が浜の近くで初心者練習を行った。

 前日に続き、長島周辺では汚濁防止膜のアンカーとなるコンクリートブロックの投下に向けて、サンゴの潜水調査が行われた。カヌー7艇でそれに対する抗議活動を行い、午前中に2回、二手に分かれてフロートを越え抗議した。全艇が海保のゴムボートに拘束されたが、平島で解放された。

 長島で昼食休憩をとった。ウミヘビの死骸が打ち上げられていて、キャーキャーワイワイにぎわった。ちなみに細い下の方が頭部。

 潜水調査と並行して赤白クレーンの台船がコンクリートブロックの投下を続けていた。何個落としたかは把握されていない。

 ポセイドン1もボーリング調査を連日行っており、米軍のレジャービーチ沖に停泊したバージ船の上には汚濁防止膜のカーテンが用意されている。前日、貨物船・三社丸から赤いクレーンの台船に積み替えられ、さらに移されたものだ。

 3月末に岩礁破砕許可の期限が切れるが、政府は名護漁協が漁業権を放棄したから許可の再申請は必要ないと強弁し、作業を続けようとしている。翁長知事の権限の無効化を図ろうというわけだが、米軍基地建設のためなら地方自治など圧殺していい、というのは全体主義国家の論理だ。

 安倍首相やその支持者らは北朝鮮、中国には民主主義や市民の自由がない、と批判する。だが、政府の沖縄に対する振る舞いは、自らが批判している国とどれだけ違うのか。米軍基地に対する抗議行動も共謀罪で弾圧しようとする国にろくな未来はない。ひるまずに行動し、この状況を覆していくしかない。


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