3日は朝、カヌー11艇で瀬嵩の浜を出発した。フロートの近くでコンクリートブロックの投下があるかと警戒していたのだが、この日は米軍のレジャービーチ沖で投下が行われただけで、午前、午後とフロートの傍で監視活動が続いた。
コンクリートブロックの投下は、赤白クレーンの台船がABラインで行っていた。午前中、6個目までは短時間で投下していたが、その後は同じ場所で方向転換をくり返すだけで投下が止まった。台船上にはまだコンクリートブロックが残っていたので、この日の予定が終わったのか、何か不具合が生じたのか、判然としなかった。
赤いクレーンの台船は、前日、前々日に瀬嵩側から見て奥のバージ船から積み込んだコンクリートブロックや赤いブイなどの資材を、手前のバージ船に移す作業を行っていた。積み替えが終わると奥のバージ船の方に戻った。
奥のバージ船は船上がほとんど空になっている。大浦湾から出て、新たな資材を搬入する予定なのだろうか。ポセイドン1は午前、午後と大浦湾の中央部でボーリング調査を行っているようだった。
オレンジ色のカバーがかぶせられていた俵型のフロートで、カバーが破れ中の発泡スチロールがむき出しになっているのがいくつもある。発泡スチロールがしだいに崩れ、海を汚している。作業員は補修作業に追われているが、沖縄防衛局のずさんな管理が目立っている。
コンクリートブロックで海底を破壊するだけでなく、破損した資材を海にばらまくことでも環境汚染をやっている。沖縄防衛局のでたらめな海上作業を許してはならない。週末、海とゲート前に結集しましょう!