2日は午前中、瀬嵩の浜にカヌー9艇を並べ、いつでも出られるように準備してクレーン付き台船の動きを見た。前日のうちに赤白クレーンの台船はブロックを積んでおり、作業ヤードのケーソン設置場所付近に投下するとみられていたので、動きがあればすぐに対応するようにしていたのだが、作業和船がフロートの点検、修理を行っているくらいでクレーン台船の移動はなかった。
浜で午前中を過ごし、昼食をとったあとカヌーで辺野古弾薬庫下に向かった。しかし、浜から出ていくにつれ強い北西の風を受けるようになり、横波を受けて転覆する可能性があったので途中で引き返した。
強風の中で浜に戻るのに苦労し、2艇は船に乗り込んで曳航したもらった。瀬嵩の浜は森の陰から出ると急に風を受けるようになる。北風に流されたときは汀間側の別の浜に向かうことも想定していたので、岸に近づいて風の弱まる場所に入ってから出発した浜に戻った。
風が強く、午後は作業の動きがなかったので、午後2時半頃に引きあげた。この日は赤いクレーンの台船にコンクリートブロックに取り付けるブイが積み込まれただけで、投下作業はなかった。2月風廻りのおかげで作業が1日遅れた。