3月に入った。汚濁防止膜設置に向けたコンクリートブロックの投下も最終局面を迎えている。1日は朝から雨が続き、午前中は抗議船2隻で監視するのみで、カヌーチームは瀬嵩の浜にカヌーを準備したあと、雨を避けて待機した。
午前中は赤いクレーンの台船がコンクリートブロック6個を投下し、赤白クレーンの台船は積み込み作業を行っていた。
昼食後、雨脚が弱まったので、カヌー11艇が午後1時に瀬嵩の浜を出発し、辺野古弾薬庫下の海域に向かった。波は穏やかだったが、霧と小雨で視界が悪かった。フロートの傍で台船上の作業を監視した。
弾薬庫下から見て手前にある赤白クレーン付き台船は午後、バージ船の上のコンクリートブロックやH鋼を並べ替えていた。汚濁防止膜のアンカーとして使用するそれらも残りわずかだ。
奥の方(米軍レジャービーチ沖)の赤いクレーン台船は、バージ船からコンクリートブロックを載せていた。午後5時前に辺野古弾薬庫近くのゲートから見ると、バージ船の上にはコンクリートブロックが無くなっていた。ブロックを移して2隻の喫水にかなりの差が出ていた。
2日以降、瀬嵩のケーソン設置場所付近と長島付近で、最後のコンクリートブロック投下が行われると思われる。瀬嵩の方は浜からも間近に見ることができる。海と陸から多くの市民が抗議活動に参加してほしい。