5日は日曜日だったが朝、カヌー8艇で松田ぬ浜を出発した。海底ボーリング調査の残り1地点を行う大型特殊船ポセイドン1やコンクリートブロックを積んだバージ船、クレーン付き台船などが大浦湾に入るので、その監視・抗議行動に向かった。
午前8時頃、ポセイドン1が長島の北東側の航路を通って大浦湾に入っていくのが見えた。その前には2隻のクレーン付き台船が入っており、さらにコンクリートブロックを積んだバージ船を曳航して2隻の船が入っていった。
長島の手前100メートルほどの地点で海保のゴムボートが横並びで阻止線を引き、「長島に近づくと必要な措置をとる」と警告をくり返していた。ぶるーの船が平島のあたりで海保に乗り込まれ拘束された。長島の間は狭く、海保のGBが並ぶ中で抜けるのは困難なので、船が入っていくのを見ているしかなかった。
ポセイドン1の大きさが目だつ。海底ボーリング調査の残りは1地点だという。それだけのためにこういう特殊な大型」船を導入したというのか。いったいどれだけの予算がかかるのか。残り地点の長島近くでは、ほかにもボーリング調査が行われた。それは正確に調査できたのか。この段階でこういう特殊船を使用する本当の理由は何なのか。疑問が尽きない。
辺野古岬と長島の間に張られたフロートのそばで様子を見ていたが、波や風があったので平島に移動して休憩をとった。この日は午前10時半で監視活動を切り上げて松田ぬ浜に戻った。浜では初心者練習が行われていた。早く上達して海上行動に参加してほしい。
フロートに緑の網を張った支柱の鉄棒が引っくり返っている場所があった。波風があるといってもカヌーを漕げる程度のものだ。それでこうなるのだから時化の時はどうなるやら。フロートに鉄棒や網を付ければ重心が不安定になるのは分かりきったこと。切れて事故を起こす前に撤去すべきだ。
辺野古弾薬庫近くのゲートからはクレーン付き台船が見える。明日から海底ボーリング調査とコンクリートブロックの投下が同時並行して行われる可能性が高い。海と陸で抗議行動を展開しましょう。