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Channel: 海鳴りの島から
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新型フロート設置作業への抗議。

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 17日は朝のミーティングで阪神・淡路大震災の犠牲者に黙とうをしてから、カヌー12艇で松田ぬ浜を出発した。長島の間から大浦湾に出て、勝丸と平和丸に曳航してもらって、カヌチャ沖に張られた新型フロートの先端部まで来た。この間、長島側から汀間、瀬嵩側にフロートが継ぎ足されており、次はここにフロートを運んでくることを予測して待機した。

 既設のフロートや米軍のレジャービーチでは、フロートに取り付けた金属棒にロープを通すなどの作業が行われていた。準備作業に時間がかかり、午前中はフロートの増設はなかった。カヌーに乗って待機を続けたあと船の上で昼食をとり、午後に備えた。

https://www.youtube.com/watch?v=QVLFpm8QRP0&feature=youtu.be

 船上から新型フロートを見ていると、金属棒の穴からナイロンロープを通しているのだが、フロートがひっきりなしに揺れるので、穴の枠とロープ常にこすれている。そのため設置から2日しか経っていないのに、ロープがけば立っている箇所があった。大浦湾は波が荒く、リーフ近くはフロートの揺れも激しい。いずれロープが擦り切れるのは目に見えている。

 最初からロープが切れるのが予測できる欠陥フロートを設置し、カヌーや抗議船が切ったと「器物損壊」をでっちあげるつもりだろうか、沖縄防衛局は。米軍基地を造り、維持するためには何でもする汚い組織だ。こういう危険な器具を海上に設置するところにそれが端的に現れている。

 午後3時前になって、米軍レジャービーチから引きずり出された新型フロートを明祐8丸が曳航を始めた。海保のゴムボート(GB)が既設フロートの先端部にいるカヌーチームに警告を発する。さらに抗議を続けると海上保安官が海に飛び込み、カヌーの拘束を始めた。

https://www.youtube.com/watch?v=VK0YsNZqg94&feature=youtu.be

 カヌーだけでなく抗議船にも海保が乗り込み、弾圧するなかで新型フロートの設置作業が進められた。カヌーは12艇が海保に拘束されて平島付近で解放された。その間に2本目のフロートが引き出されて設置された。

 レジャービーチには新たなフロートが運び込まれ、海への引き出しを待つフロートも浜に並んでいる。明日も引き続き新型フロートの設置作業が進められる。ぜひ、海上での抗議行動にも参加してほしい。

 


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