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Channel: 海鳴りの島から
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大型フロート設置に向けた準備への抗議行動。

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 11日は朝、カヌー15艇で松田ぬ浜を出発した。キャンプ・シュワーブの浜沿いに長崎をすぎ、長島との間に張られたフロート付近でしばらく様子を見たあと、浮桟橋に向かって漕いだ。

 この日は作業和船がワイヤーロープや浮き球を乗せて沖に出ると、アンカーのコンクリートブロックにつなげる作業をくり返していた。カヌーチームは浮桟橋を囲うオイルフェンス沿いに並び、作業和船がオイルフェンスやフロートを引き出して沖に出るのを警戒した。

 カヌーと抗議船がオイルフェンス側で阻止線を張っているのを回避して、作業船は反対側のフロート側から作業船が出始めた。そのあと、フロートを開けて「明祐8 明石」と記された作業船が入ってきた。

 カヌー11艇がオイルフェンスを越え、明祐8丸に抗議した。同船までたどり着いた2名が海保に海に落とされ、ほかのメンバーも海保に拘束された。カヌーメンバー全員は海保のGBで平島まで運ばれて解放された。そのまま平島で昼食をとり、午後は長崎と長島の間に張られたフロート沿いで監視活動を行った。

 海底ボーリング調査のために、これまでのクレーン付き台船よりも大型の船が使用されると報じられている。どのような船が来ようがカヌーチームは、少しでも作業現場に近づき、工事を止めるために力を尽くすだけだ。

 米軍のレジャービーチでは、新型フロートを並べる作業が続いていた。玉の表面に突起がついているようだが、これもまたどのようなフロートが接地されようと、カヌーチームは工夫を凝らして越えて行くだけだ。


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