世間は3連休だというのに、9日も朝早くからカヌー15艇が松田ぬ浜を抗議行動に出発した。7日(土)に浪速丸が来たので、まず長崎(辺野古岬)と長島の間にフロートを張るだろう、と予想していたのだが、長崎までカヌーを漕いで来るとすでに張られていた。
おそらく土曜日にカヌーや抗議船が引き揚げてから張ったのだろう。カヌーや抗議船の通り道をふさぐためにこれまでもまっさきに張られ、最後に撤去されてきた場所だ。想定内のことだが、次は長島から大浦湾の方にオイルフェンスを張って、抗議船の航路を狭める作業だろうか。
この日は風が強く、フロート付近で待機しながら作業の様子を監視した。成人の日は元気のいい若者たちへの対応に機動隊が追われるようで、陸上での作業は例年ないらしい。海の方も作業の動きはなかったので、午前10時半ごろに監視行動を切り上げて松田ぬ浜に戻った。
この日はMV22オスプレイがキャンプ・シュワーブ内のヘリパッドで離着陸訓練を行っていて、カヌーを漕いでいる頭上を通過することもあった。安部の墜落事故などなかったかのようだ。米軍のやりたい放題で、日本の捜査機関(海保)は事故原因を究明しきれないでいる。それでいて米軍のために奉仕し、新基地建設のために県民弾圧をやっているのだ。
岩場ではジャーナが黄色い花を咲かせている。明日からまたフロートやオイルフェンスの張り出しがくり返される。大浦湾をフロートやオイルフェンスで分断させないために、カヌーや抗議船による海上抗議行動に参加を呼びかけたい。