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沖縄に基地を押し付けても「恥ずかしくない」「全然問題ない」と発言する若いナイチャー海上保安官

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 今年も残りわずかとなった。陸のゲート前では警察機動隊が、海では海上保安庁の保安官たちが、辺野古新基地建設を強行するために市民への弾圧をくり返してきた。

 ここ最近、海では海保による暴力的弾圧がエスカレートしている。抗議船にゴムボートで体当たりすることが頻発し、あろうことかカヌーにまでゴムボートをぶつけ、カヌーメンバーが肋骨にひびが入るけがを負っている。

 海保に拘束された際、頭を海中に沈められて海水を飲まされたカヌーメンバーもいる。ゴムボートの上で首を絞められ、頸椎捻挫を負ったメンバーもいる。警視庁機動隊と同じように全国からやってきた海上保安官たちも沖縄弾圧の先兵である。

 12月24日に長島近くで若いナイチャー海上保安官が、沖縄に基地を押し付けても「恥ずかしくない」「全然問題ない」という発言をしていた。以下の映像を見てほしい。

https://www.youtube.com/watch?v=kMy2PKh9Tmw

 この海上保安官は、カメラを向ける前はもっとあけすけに沖縄への基地押し付けを肯定していた。この70年間、沖縄がどれだけ米軍基地から被害を受け、米兵の犯罪に苦しんできたか、知識もなければ考えたこともないのだろう。

 沖縄出身の海上保安官の中には、カヌーを拘束されて二人だけのとき、新基地建設をどう思うか、という問いかけに「自分も嫌ですよ」と答える者がいる。一方で、ヤマトゥから来た若い保安官の中には、上の映像のような発言をする者が時々いる。

 インターネット上には、沖縄の米軍基地や反対運動について、様々な情報や意見が載っている。その中にはネット右翼によって流されたデマも多い。米軍基地のおかげで沖縄が経済的メリットを得ているかのようなデマもあるが、それなら全国の自治体はどうして基地誘致に動かないのだろうか。

 沖縄の中で米軍基地をたらい回しにし、負担と犠牲を集中させ、ヤマトゥには米軍基地の被害が及ぶのを最小限にとどめる。敗戦から70年間もそういう歪んだ安全保障政策が続けられ、利益を享受してきたヤマトゥンチュ―の大多数は、それが沖縄に対する政治的差別であることを自覚すらしない。

 この若いナイチャー海上保安官も、そういう恥多き日本人の1人である。海保のゴムボートに上げられた後も一悶着あったが、こういう発言がまかり通るのを許してはならない。

 


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