10月10日は71年前、沖縄島全域が米軍の空襲にさらされた日である。今帰仁村も海軍施設があった運天港など攻撃を受けている。那覇は大きな被害を受け、いざ戦争とそなれば軍事施設だけでなく、民間地域も無差別の攻撃を受けるという現実を、沖縄人が思い知らされた日であった。
現代の戦争においてもそれは変わらない。辺野古に新基地ができれば、いやキャンプ・シュワーブや嘉手納基地など既存の軍事施設も真っ先に標的となる。その周辺の住宅地も巻き添えとなるのは言うまでもない。沖縄にとって反基地運動は、自らの命と生活を守り、標的となることを拒否する運動である。
10日は朝から雨が続き、予定されていた瀬嵩浜での「帆掛けサバニ出発式」は延期となった。平和を訴えて帆掛けサバニで沖縄島を一周するという企画で、カヌーや市民船で並走しながら見送る予定だったのだが、雨には勝てない。海上行動も休みとなり、浜に準備してあったカヌーを片付け、テントでミーティングをやったあと帰宅し、午後は部屋でゲラの校正など仕事にいそしんだ。
明日は久志区公民館で桜井国俊さんの講演会がある。ぜひご参加ください。
学習講演会「第三者委員会報告 辺野古埋め立て承認には法的瑕疵あり!」
講師:桜井国俊さん(沖縄大学名誉教授)
日時:10月11日(日)午後2時より(1時半開場)
場所:久志区公民館
入場料:無料
主催:新基地問題を考える辺野古有志の会・ティダの会