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Channel: 海鳴りの島から
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カヌーの練習と海上作業開始1年に対する集会

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 8月15日は敗戦から70年の節目の日だったが、辺野古では海上作業開始から昨日で1年を経て、あらためで新基地建設阻止!の意思を固める集会が開かれた。

 70年前の沖縄戦以来、米軍が沖縄の土地や海、空を占拠して基地を維持し、日本復帰後は自衛隊も加わった。うるま沖で起こった米軍ヘリ墜落事故では、特殊作戦でも米軍と自衛隊の一体化が進んでいることを示した。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-247347-storytopic-3.html

 辺野古に新基地が建設されれば、そこを拠点に日米の共同訓練が頻繁に行われるのは目に見えている。いつか県民を巻き添えにして事故、事件が起こることも。

 反戦・反基地をつらぬく沖縄の闘いは、自分たちの生活や命を守るためのものだ。逆に言えば、行動しなければ守れないほど軍事基地が収集している「戦後70年」の沖縄の現実は、何故にもたらされているのか。そのことが問われなければならない。

 15日は松田ぬ浜からカヌー22艇が練習に出発した。二人乗りを含めて参加者は29名。辺野古崎の岩場を抜けて、海保が浮き桟橋を設置する海岸近くまで漕いだ。帰りは風が出てきて、向かい風と波に逆らって漕ぐのはなかなか大変だったが、いい練習になった。

 キャンプ・シュワブ内の工事は中断され、作業車両や作業員の姿は見えなかった。ただ、写真を見れば分かるように建物の撤去はかなり進められ、作業ヤード整備に向けて準備は整っている。それも作業中断の目処を立てる理由の一つだったのだろう。

 浮き桟橋も撤去されたままとなっている。陸には海上保安庁のゴムボートが2隻置かれているだけ。練習をしながら海上からの監視行動を続けたい。

 午前11時半にあわせて松田ぬ浜に着いた。当初は海上から集会に参加する予定だったが、天候が悪くなったので、カヌーチームのメンバーも浜に上がって集会の輪に加わった。

 海上作業開始から1年の節目に、あらためて新基地建設反対の決意を示そうと開かれた集会で、急に激しくなった雨の中、各団体の発言が続いた。カヌーチームからは若い二人があいさつをした。スパッド台船まで行って作業を止めたい!という思いがあふれ出ていた。

 来週以降も毎日カヌーの練習が行われます。作業は中断していても休みではありません。海保がいないこの時期に、ふだんはできない練習をして力をつけましょう。

 どんなに思いがあっても、技術、体力、経験、チームワークがなければ、思いは実現できません。自分が力をつけることが一番の安全策でもあります。ぜご参加を。


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