Quantcast
Channel: 海鳴りの島から
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2939

安倍独裁政治のもとで「粛々」と粛清されないために、体を張って抵抗しましょう。

$
0
0

https://www.youtube.com/watch?v=crx_JPQth0c&feature=youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=X9mAzqnwCQk&feature=youtu.be

 31日は早朝からキャンプ・シュワブのゲート前で、海上ボーリング調査の作業関係者や海上保安庁、沖縄防衛局の車両に対する抗議行動が取り組まれた。翁長雄志知事の作業停止指示に対し、安倍政権は農水大臣を使って効力の一時停止を行い、知事の権限を無効化するというあるまじき挙に出た。

 本来、市民に与えられた権利としての行政への不服申し立てという制度を、国がこのような形で恣意的に使って辺野古新基地建設を進めようとしている。そのことへの怒りが噴き出す形で、ゲート前に集まった市民は、海底ボーリング調査を行っている中央開発の車両の前に座り込んで抗議した。機動隊に何度も排除されても座り込みはくり返され、あたりは騒然となった。

 県警機動隊は抗議する市民を歩道にあげると、機動隊のバスを歩道沿いに止め、米軍基地の金網フェンスとの間に囲い込む形で歩道を封鎖した。トイレに行きたい、水が飲みたい、と訴えて外に出ようとしても、機動隊員が壁を作って軟禁状態にした。

 機動隊は座り込んでいた市民を排除し、囲いに次々と入れたが、中には女性やお年寄りもいる。その訴えにもいっさい耳を貸そうとしないので、囲いの中の市民と押し合いになった。入れられた市民の数が増えて、機動隊の壁は崩れたが、その際に制服を破られたとして、県警は市民の1人を公務執行妨害の容疑で不当逮捕した。

https://www.youtube.com/watch?v=QrMJZBAhoIk&feature=youtu.be

 不当逮捕された市民は米軍基地の中に連れ込まれた。すぐにゲート前で、仲間を返せ、と抗議集会が開かれた。パトカー2台が基地内に入り、しばらくして逮捕された市民が乗せられた車を先導して出てきた。詰め寄ろうとする市民を機動隊が壁を作って阻止するなか、壁を突破して車を追っかけ、不当逮捕にへの抗議が続けられた。

https://www.youtube.com/watch?v=42B-VZ4xtls&feature=youtu.be

 ゲート前から国道の反対側に移って集会を開いたあと、名護署に移送された仲間を救い出すために、全体で名護署に移動した。1人でも逮捕者が出たら、何をさしおいてでもみんなで救い出す。それなくして大衆運動は成り立たない。ゲート前のリーダーである山城博治さんがいつも強調していることだ。名護署前でも座り込みを行い、即時釈放するよう求めるとともに、取り調べを受けている仲間への支援と激励を行った。

 31日は早朝から多くの市民が集まり、いつも以上に激しい抗議行動が取り組まれた。安倍首相や菅官房長官は沖縄に対し、どんな無理でも通せると思っているのか。安倍首相や菅官房長官の口から「粛々」という言葉が発せられるたびに虫ずが走り、怒りや憎しみをかき立てられるウチナンチューは数知れないだろう。

 「粛々」とはウチナンチューがどれだけ言っても耳を貸さない、相手にもしないで一方的に作業を進める、という傲慢な意思を表したものだ。いずれ彼らは憲法改悪や原発再稼働も「粛々」と行い、徴兵制の復活や戦争すら「粛々」と行うだろう。そのときは抵抗する市民を「粛々」と粛清するはずだ。いま沖縄はこれだけの抗議と抵抗ができる状況を市民の努力で作りだしている。国の横暴に黙っていてはならない。体を張って抵抗しましょう。

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2939

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>