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Channel: 海鳴りの島から
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陸からの応援に感謝!

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https://www.youtube.com/watch?v=fMl9zPXkFpI

 11日は午前9時半頃、16艇のカヌーと船3隻、ゴムボート1隻の体制で瀬嵩の浜を出発した。キャンプ・シュワブのゲート前で24時間の座り込みを行っている皆さんが、朝とお昼の2回応援に駆けつけてくれ、銅鑼の音が響く中で漕ぎ出した。前日、ラブ子号に海上保安庁の保安官が乗り込んだ蔡、危うく転覆しそうになったことが琉球新報に報じられている。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-238719-storytopic-271.html

 ラブ子号に対する海保の危険行為は、ラブ子号の乗員によっても撮影されている。船が横倒しになってカメラごと海に落ちる場面もある。海保が大浦湾で何をやっているか、そのひどすぎる実態を示す映像なのでぜひ見てほしい。

 http://herikiti.cocolog-nifty.com/#_ga=1.201171438.1508831082.1413642268

 新聞記事を読んで、海保の弾圧のひどさに怒りを覚えて瀬嵩の浜に駆けつけた人もいたと思う。浜や道路沿いから海上での抗議行動を見守ってくれることで、カヌーや船のメンバーの励ましになると同時に、海保の暴力を抑制することになる。ゲート前の闘いも厳しいだろうに、人手をさいて大浦湾の方に足を運んでくれていることに深く感謝したい。

 久しぶりに朝から気持ちのいい青空が広がり、海もべた凪だった。カヌーチームは最初、3ヵ所に分かれて行動した。海底に映るカヌーの影がくっきりと見えるほど澄んだ大浦湾を分断して、新型フロートが設置されている。一部は旧型のフロートが使用されているが、すぐに交換されるだろう。旧型と比較すると浮き球の直径は2倍ほどになっている。その分簡単には沈まず、カヌーで一気に越えることは難しくなった。ただ、少し手間と時間はかかるが越えることは可能で、午前中はその練習をした。

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=102537

 名護市議の皆さんが平和丸で現場の視察に来ていた。その船にも海保の職員が乗り込んだようだが、過剰警備の一端」を市議の皆さんも体験したわけだ。機会があれば多くの人が船に乗って、海保の弾圧を肌身で知ってほしい。陸では機動隊が、海では海保が暴力で市民を痛めつけ、威嚇し、作業を進めている。そこまでやらなければ進められないのだ。沖縄県民の支持はないのだから。 

 瀬嵩の浜に戻って昼食をとってから、午後は大浦湾の西側に設置されたオイルフェンスの南端近くで抗議行動を行った。9日は新型フロートを一部増設する作業が行われているが、作業船の動きは少なかった。ただ、クレーン付台船の1台がずっと動いていて、台船の上に茶色の台形状の資材が見えた。海底ボーリング調査に使用するものではないか、という意見もあった。詳細は分からないが、新型フロートの設置が終わりしだい、ボーリング調査を開始できるように準備が進められているのではないか、と思われる。

 ヤハタ草は沖縄では厄介者扱いの雑草だが、瀬嵩の浜の木陰で木洩れ日を受けて咲いていた。 

 


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