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Channel: 海鳴りの島から
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大浦湾で行われている海上保安庁の異常な弾圧体制

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 19日は午前8時過ぎに辺野古の松田ぬ浜から13艇のカヌーが大浦湾を目ざして出発した。平島と長島の間を抜けて航路標識まで漕ぐと、海上保安庁のゴムボートがまわりを囲んで威嚇を始める。浮き桟橋に向かって漕ぐカヌーチームのそばにつきまとい、強制排除をちらつかせた。

https://www.youtube.com/watch?v=lqrzIssbhCo&feature=youtu.be

 浮き桟橋周辺のオイルフェンス近くで抗議するカヌーチームを海保のゴムボート(GB)が取り囲む。その異常さを動画で見てほしい。昨年の名護市長選挙や名護市議会議員選挙、沖縄県知事選挙、衆議院選挙で示された沖縄の民意を踏みにじる沖縄差別の現実がここにある。言うことを聞け。聞かなければ力で抑え込み、海に突き落とす。これが安倍政権の沖縄に対する姿勢であり、大浦湾で海保がそれをカヌーチームに実行している。

 浮き桟橋付近と米軍のプライベートビーチ近くの二手に分かれて警戒にあたったのだが、アンカーを積んで作業船が出る際に、出入り口の近くにいたというだけで5~6艇のカヌーが不当拘束されている。舳先にクレーンが着いた作業船は、大浦湾に広範囲にアンカーを下ろし、黄色いブイを設置していた。海保のゴムボートに守られて。

 瀬嵩の浜で昼食をとり、午後1時頃にカヌーチームが浮き桟橋に向かって漕いでいくと、海保のゴムボートが前をさえぎって進行妨害を始めた。「作業現場に近付くな、近づくとしかるべき措置を執る」と海保のマイクが喚き、作業船の妨害をしているわけでもないのに二人が不当拘束された。

 海保の厳重な弾圧体制は、プライベートビーチに並べられたオイルフェンスで引き出すためだった。カヌーチームがその場を離れたあと、オイルフェンスの設置作業が始まった。まさに海保に守られて海上作業が進められている。


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