3日は午後からキャンプ。シュワブ・ゲート前に行き、抗議行動に参加した。台風18号に備えて抗議船は前日で陸揚げされており、この日は海上での抗議行動はなかった。ゲート前もいつもよりは参加者が少なかったが、台風前でもあえて駆けつけた皆さんが、マイクを手にリレートークを行っていた。
午後3時頃、風が強まり、テントが危なくなった。早めに行動を終えることにしてテントをたたみ、全員で片づけをしてから、ゲート前の抗議行動を行った。
来週以降、台風18号の風と波がおさまったあとに、大浦湾の深場での海底ボーリング調査が始まる。日本政府・防衛省は、県知事選挙の前に作業を進めるため、再び海上保安庁を使って暴力的弾圧を加え、調査を強行してくるだろう。大浦湾での調査を許さない意思をデモやシュプレヒコールで示した。
明日4日(土)は台風接近のため、海でもゲート前でも抗議行動は取りやめとなった。日曜日のカヌー隊の練習も中止。5日のゲート前の行動は、台風の動きを見ながら提起される。カヌーで海に出ていると、自然の力、怖さを肌身で感じる。台風対策をしっかりと行って、警戒しましょう。
10月3日付県内紙が、ペルシャ湾でMV22オスプレイが一時動力を失い、パラシュートで脱出した搭乗員2人の内1人が行方不明となっていることを報じている。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-232492-storytopic-1.html
辺野古・大浦湾に建設されるのは、V字形滑走路に加えて、強襲揚陸艦も接岸可能な港湾機能をあわせ持つ新基地である。それが完成すれば、大浦湾で強襲揚陸艦へのオスプレイの離発着が行われる。今回のペルシャ湾での事故はよそ事ではない。そうでなくても、同じような事故はオスプレイが飛行する沖縄の各地でいつ起こるか分からない。
普天間基地の危険性を強調して辺野古「移設」を強行する。日本政府と仲井真知事による、沖縄内部での危険のたらい回しは、米軍基地の負担と危険を沖縄に押し込めることによって、日米安保体制への反発・疑問が全国に広がるのを防ごうとするものだ。安倍政権と結託した仲井真知事に、普天間基地の5年以内の運用停止を実現しようという意欲があるはずもない。辺野古の新基地ができるまで、どこにオスプレイ24機を持っていくというのか。県民だましもいい加減にしてほしいものだ。