https://www.youtube.com/watch?v=pzjH0wHl9nU&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=z7G2lmUFJBw
https://www.youtube.com/watch?v=t-zd8pGAhug
19日は朝、辺野古の浜でカヌーの訓練をしてから、キャンプ・シュワブのゲート前に移動した。カヌー隊は二手に分かれ、一つのグループは船に牽引されて大浦湾のスパッド台船の監視に向かい、もう一グループはキャンプ・シュワブの浜から伸びるフロートに沿って沖に向かい、フロートやブイの状況を確認しながら、平島に向かった。
キャンプ・シュワブ内の浜では、2台の水陸両用車が砂煙と黒煙、エンジン音をまき散らして、猛スピードで走行訓練を行っていた。キャンプ・シュワブを出入りし、国道329号線を行き来する米軍車両も多い。キャンプ・ハンセンや北部訓練場など、沖縄島北部の東海岸が米軍の拠点となっていることを見せつけるようだ。この上に新基地が建設されたらどうなるか。
沖縄の中で基地をたらい回しすることは許されない。普天間基地は無条件で返還されるべきであり、沖縄戦から69年経っても当然のように米軍が沖縄の土地を占拠していること自体が異常なのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=DF3ailfTjm4
キャンプ・シュワブのゲート前には、午前中から200名ほどの人が集まっていた。午後はバスを借り切ってきた団体もある。新聞やテレビで辺野古の状況を見て、居ても立ってもいられなくて初めて来た、という参加者が増えている。
日本政府・防衛省は、ボーリング調査を開始できたことで喜んでいるかもしれない。しかし、沖縄県民の民意を踏みにじる政府の強硬姿勢は、県民感情を強く刺激している。政府や仲井真知事が、基地問題は争点にならない、と主観的願望を口にしても、県民の受け止めはそう都合よくいかない。名護市議会議員選挙や県知事選挙にも影響を与えるのは必至だ。選挙だけではない。今週末の23日(土)には、キャンプ・シュワブゲート前で2000人規模の集会が開かれる。
200名の怒りでもゲート前は騒然となる。新基地建設を阻止するだけでなく、キャンプ・シュワブがいざという時には、民衆の怒りに囲まれて使用できなくなる基地だということを、米軍に突きつけよう!沖縄戦から来年は70年を迎える。米軍による不当な占領の継続を断ち切る節目の年にするためにも、キャンプ・シュワブゲート前の抗議行動をもっと盛り上げましょう!
午後のひととき、辺野古の浜に行った。海上保安庁の巡視船やゴムボート、警戒船は大浦湾や平島周辺に移動し、浜の近くには船影がほとんどなかった。これが本来の海の姿なのだ。この海の埋め立てを許したくない人は、ぜひ辺野古に来て抗議行動に参加してほしい。
19日は朝から大型ダンプカーの出入りが多く、10台ほどが栗石やそれより大きい石灰岩を基地内に搬入していた。フロントガラス越しに見える表示には「隊舎建設」とあるが、基礎材としては量が多すぎる、埋め立て用に搬入しているのではないか、と疑念と警戒が高まり、工事車両への抗議が強められた。
新しく造られたゲート前にも抗議は拡大した。工事車両の監視・抗議行動と同時に、このゲートを主に使用している米軍車両にも、抗議の声が上がった。普天間基地の野嵩ゲートと大山ゲートでは、米兵への直接的な抗議が2年近くも続けられている。そのような県民の姿を目にして初めて、米兵たちも自分たちが決して歓迎されていないことを自覚する。米軍車両への抗議の声を自主的にどんどんあげていきましょう。