https://www.youtube.com/watch?v=Sj_e-FSa5gY
17日は午後から辺野古に行った。辺野古弾薬庫近くから大浦湾の方を見ると、スパット台船の設置作業を行っている様子が見えた。その外側にはフロートが設置され、海上保安庁のゴムボートが監視・抗議行動を行っている船を囲んでいる。海底ボーリング調査に向けた準備が、雨の日曜日も休みなしで行われている。18日の週明けとともにボーリング調査開始を打ち出したいのだろう。
辺野古の浜に行くと、老夫婦が手をつないで海上保安庁のゴムボートや巡視船、沖縄防衛局に雇われた漁民の警戒船などを眺めていた。話しかけると、那覇から来たとのことで、用事をすませたついでに寄ってみたとのこと。(県民を)脅しているみたいだね、と忌々しそうに言って車に戻った。
17日の名護市は朝から時折激しい雨が降る1日だった。日曜日で旧ゲートが閉まっているので、新しく造られたゲートの前で抗議行動が取り組まれていた。
連日船で監視活動を行っている北上田毅さんが、工事の状況について土木の専門家の立場から話をした。日本政府が沖縄県民をあきらめさせるために、フロートやブイ設置など実態以上に作業が進んでいるかのように見せかけていることを批判し、反対運動対策としてボーリング調査を簡略化していることの問題点を指摘していた。
あいにくの天気だったが、子どもと一緒に抗議行動に参加している家族の姿は当たり前となった。69年続いた米軍基地の負担は軽減されるどころか、最新鋭の基地が造られることでこの先何十年も継続することになる。子どもたちにその負担を負わせたくない、というのは、親として自然な気持ちだろう。沖縄の反基地・反戦運動は、自分たちの生活を守るためのものであり、だからこそ長く続けられてきたのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=RlgFkYB8o8s&feature=youtu.be
スパッド台船の設置に海上から抗議してきたカヌー隊のメンバーのあいさつに、激励の拍手が起こった。
https://www.youtube.com/watch?v=LazYHfjSKU4
最後はヘリ基地反対協代表委員・安次富浩さんが力強いあいさつで締めくくった。明日18日(月)は県庁前から、午前10時に辺野古向けのチャーターバスが出発する。ぜひ利用して海と陸で行われている抗議行動に参加してほしい。