29日はゲート前で、沖縄防衛局の現場責任者との話し合いが行われ、7月27日の夜から28日の明け方に造られた仮設ゲートと地面に敷かれた危険な鉄板が、沖縄防衛局によって設置されたことが明らかとなった。二つが設置された場所は米軍への提供施設外であり、県民が自由に歩行していいところである。それを無視して一方的に住民を排除しようとしていることに抗議し、ゲート前行動に参加しているメンバーによって、トンブロックに仮設ゲートを固定している単管がはずされた。
三角形の鉄のコーナーガードが溶接された鉄板は、転ぶと危険なので沖縄防衛局に撤去を要求した。しかし、沖縄防衛局はタイヤについた「赤土や砂利を落とすため」と強弁し、撤去を拒否した。通行する住民の安全を確保するために鉄板の上にベニヤ板を敷こうとしたところ、沖縄県警はこれを暴力的に排除した。どさくさに紛れて私の顔を殴りつけた機動隊員がいたが、顔写真を撮ってあるので、同じことがくり返されるならば公開する。
https://www.youtube.com/watch?v=vjGICT0j4qA
https://www.youtube.com/watch?v=MpkNNinw7UA
さらに沖縄防衛局は、取り外された単管を再度コンクリートに取り付けようとした。抗議する住民を沖縄県警・機動隊はお年寄りや女性も力尽くで排除した。県民の安全を守らず、沖縄防衛局と結託して米軍基地の強化に手を貸す。沖縄県警の姿は国家の暴力装置そのものである。