http://www.youtube.com/watch?v=HEBytEXb_cI
3月1日は午前8時5分に作業員3人がN4に姿を見せ、ヘリパッド建設現場に入っていった。ゲートから見て右奥の方でも音がしており、計4人が一緒に来たと思われる。その後、8時53分に2人乗りのユニック車が建設現場に入っていったが、機械を使った作業音は聞こえていない。ブルーシートに覆われた資材が1回搬出されている。
午後はヘリパッド建設現場に出入りする人や車は確認されていない。しかし、午後1時半頃から、右手奥の方で車のドアを開け閉めする音や人の話し声、機械を使わずに軽作業をしているらしい音が聞こえている。音は午後5時前まで断続的に聞こえていた。バックホーが動く音も短時間だが聞こえており、ゲートから100メートルほど離れた場所に1台は置かれているようだ。
前日2月28日はこれまでで最も多い18人の作業員が確認されている。それだけ切羽詰まった状況にあったということだろう。土曜日ということで他の作業員は休みにしたようだが、いつもゲート近くに置かれて目隠しに使われている散水車の下から、前日まで工事をしていた部分が見えた。赤土が露出しているのが確認できる。雨が降った時に流出の危険性はないのか。沖縄県は現場への立ち入り調査を急ぐべきだ。
1日はこれまでの反対行動の節目として、メインゲート前で集会を開いた。この間の工事の状況や自分たちの行動を振り返り、これからの取り組みなどを確認した。前日の沖縄防衛局との交渉の報告も行われた。8ヶ月の長期にわたり各場所で頑張ってきたメンバーがそれぞれの思いを語り、住民の会のあいさつで集会を閉じたあと、ぅわーしじる(豚汁)が振る舞われた。
24時間の監視態勢を長期間にわたり続けてきたのは、並大抵の苦労ではない。まだ行動は続くが、献身的に頑張ってきたメンバーの話が聞けて、もう一踏ん張りするエネルギーがもらえた集会だった。