http://www.youtube.com/watch?v=awcmJUVGFC0&feature=youtu.be
2月も残りわずかとなり、高江のN4ヘリパッド建設現場では、連日午前8時過ぎに作業員たちが到着すると、午後6時半頃まで残業をして工事を進めている。26日の午後からは作業員の数が16名に増えた。接地帯への芝生保護材の敷設は26日にはだいたい終わったようで、27日には残ったものを搬出しているのが確認された。
工事現場周辺の森には、バックホーやローラー車、ランマーなどを使って接地帯につながる道路やその周辺を転圧する音が1日中鳴り響いている。すでに繁殖期に入っているノグチゲラなどの鳥類に悪影響を及ぼしているのは言うまでもない。
http://www.youtube.com/watch?v=fkHb1FeLg-I&feature=youtu.be
27日にはチエンソーや草刈り機を使う音も聞こえた。また、今週に入って道路周辺を掘り起こし、4トンダンプカーで赤土を運び出す回数が増えている。26日には52回、27日には21回も赤土の搬出が行われている。すでに赤土流出防止柵の撤去がなされ、沈砂池や赤土濾過装置もない状態で、大量の赤土が搬出される工事が行われている状況は、県の赤土等流出防止条例に反するものだろう。突貫工事によって他にも問題が出ていないか、県は現場の立ち入り調査を行うべきだ。
搬出された赤土は近くの仮置き場に降ろされているようだが、その後どう処理するつもりだろうか。3月1日以降はバックホーなどの重機は使えないはずだが、シートをかぶせて置きっぱなしにするつもりか。また、伐採された木々の片づけはどうなっているのか。昨年の大米建設は、2月28日には建設現場周辺に置かれていた木の片づけも終えていた。今回は、木の切り株の搬出は確認されているが、幹の部分の搬出はまだ確認されていない。それも置きっぱなしにするつもりか。
28日は午後1時から沖縄防衛局に3月以降の工事をいっさい止めるように要請行動が行われる。3月1日はメインゲート前で集会を開き、工事が強行されれば抗議を行う予定なので、多くの人が朝から高江に駆けつけて参加してほしい。