24日(月)、25日(火)の高江では、N4ヘリパッド建設現場に芝生保護材が搬入されていた。ユニック車に満載して両日で8回搬入されており、前の週にシートで覆われた資材もそれだとすれば、運び込まれた量からして接地帯の半分以上はすでに芝生保護材が敷かれているかもしれない。
また、砂利か砂が入っているらしいトン袋も少量だが運び込まれている。接地帯につながる道路に砂利(クラッシャーラン)を敷いてバックホーで叩いている様子が確認されていて、ダンプカーで搬出されている土は道路周辺や無障害物帯から出たものを運んでいると思われる。
25日には足場板や角材なども搬出されており、土砂流出防止策を解体して資材を運び出したようだ。同日は午後6時半頃まで作業員が現場で工事を行っていた。工事は最終段階に入っているが、3月で二つ目のヘリパッドが完成したとしても、それで終わりではない。今度はN4のヘリパッドを使用させない取り組みが必要となる。
N4のヘリパッドは住宅や学校に最も近く、一つ目の建設工事の際には土砂崩れも発生している。MV22オスプレイやヘリコプターが着陸する接地帯のすぐそばは急峻な崖になっており、場所、地形、地質などあらゆる面で危険なヘリパッドだ。そこを使ってこれまで何度も墜落死亡事故を起こしているオスプレイが訓練することを許してはならない。
2月ももうすぐ終わりだが、高江には連日、全国各地から大勢の人が訪れている。N4ヘリパッドを使用させない取り組みにつなげるためにも、最後まで気を抜かずに反対行動を継続していきましょう。