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Channel: 海鳴りの島から
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2月14〜15日の高江の様子

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http://www.youtube.com/watch?v=zQqvKTqe4UI

http://www.youtube.com/watch?v=wxmsB0rSQ5o

 県の環境保全課による立ち入り調査が終わると同時に、13日からN4ではバックホーを使い接地帯に砂利を敷き詰める作業が再開されている。14、15日も同作業は続き、特に15日(土)は4トンダンプカー2台で運ばれるトン袋の量が増えて、130袋ほどが建設現場に運び込まれていた。また、接地帯の沈砂池が埋め戻されたことで役割を終えた発電機や赤土濾過装置が、13・14日にメインゲートから搬出された。

 15日の午後1時頃、MV22オスプレイ1機がメインゲート上空に飛来した。尾翼に竜の文字が記された第265海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM−265)所属の11番機で、約20分ほどメインゲートから高江集落上空を時計回りに旋回し、メインゲート東側のヘリパッドで離着陸やホバリングを行っていた。

 N4のヘリパッドが二つとも完成すれば、高江の集落に隣接した場所で、こういう訓練が頻繁に行われることとなる。基地を造る者たちは工事現場から離れれば終わりだが、できあがった基地・施設は何十年にもわたって周辺住民の生活に影響を及ぼす。各米軍基地のヘリパッドを結ぶ飛行コースの下に住む沖縄県民は広範囲に及ぶ。住宅地域に墜落事故が起これば、米軍だけでなくヘリパッドを造った者も責任を免れない。

 15日は週末ということもあってか、ヤマトゥから見学に来た人たちが多かった。東京から来たという年輩者のグループが観光バス1台でメインゲートにやってくると、「沖縄を返せ」を合唱していた。子どもの頃よく聴いた歌だが、あれから40数年が経ち、いまだウチナーンチューは基地問題に振り回され、それに対処するため膨大な労力を割かれている。何の疑問もない風で声高らかに「民族の怒りに燃ゆる島…」と歌っているヤマトゥンチューの集団を眺め、ほとほとうんざりしてならなかった。 

 

 

 


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