２９日も高江のＮ４ヘリパッド建設現場では、午前８時過ぎから５時過ぎまで工事が行われている。現場の様子を見ることはできないが、ダンプカーによる赤土や砂利の搬入はなく、盛土による法面の整形や接地帯部分の転圧作業が進められているようだ。ゲート近くではパジェロで目隠しをし、杭打ち作業などが行われていた。
２９日はメインゲート西側のヘリパッドにＣＨ５３Ｅ大型輸送ヘリが飛来し、離着陸訓練をくり返していた。巨大な回転翼から発生する轟音が森に棲む鳥類を脅かしている。沖縄国際大学に墜落したこのヘリも、住民と森に棲む生物にとって大きな脅威であり、危険極まりないものだ。北部訓練場で鍛えられた米兵たちが、世界各地で破壊と殺戮を行ってきた。やんばるの森を人殺しの訓練の場とさせないために、北部訓練場の全面返還を実現しましょう。