30日は前日と同じようにN4ヘリパッド建設現場で工事が行われる一方で、北部訓練場メインゲートに米軍車両が頻繁に出入りし、空と陸で訓練が行われていた。ゲート前で監視活動を行いながら、米軍車両が通過する都度、抗議を行った。
メインゲート北側の森で地上部隊が訓練をしていたのだろう。支援のAH1Wスーパーコブラが2機、上空をくり返し旋回飛行していた。
MV22オスプレイも1機姿を見せ、西側からメインゲート上空にやってくると、北側に飛びさっていった。オスプレイは夜7時半頃にもメインゲート上空に現れ、高江の上空で飛行モードからヘリモードに転換しながら旋回し、メインゲート東側のヘリパッドで離着陸をくり返した。
http://www.youtube.com/watch?v=avVsDsOSS8o
N4ゲートの近くで工事の様子を見ていたら、午後4時15分頃、朝メインゲートから入ったハンビーがN4ゲートにやってきた。北部訓練場内の道路を南下してN4ゲートから出るつもりだったようだが、鍵がかかっていて出られず、列をなして引き返していった。その後、午後5時45分頃にメインゲートから出ていった。沖縄の各基地を米軍にとって使いづらい状態に持っていくこと。実際に基地を返還させるためには、そのような努力を現場で重ねていくことが重要だ。
世界の知識人に働きかけて国際世論を動かすことも大切だろう。しかし、それは普天間や嘉手納、金武、辺野古、高江などの米軍基地の前で粘り強く行動する人がいて初めて成り立つことだ。時間と労力をかけて米軍に対し意思表示していくこと。沖縄県民一人ひとりがわずかな時間を重ねていくだけでも、数百人、数千人単位になれば大きな力となる。普天間基地のゲート前行動や高江の北部訓練場のゲート前行動に、少しの時間でもいいからぜひ参加してほしい。
今日30日は旧暦の大晦日(とぅしぬゆるー・年の夜)で、明日は旧正月だ。仲井真知事のおかげで、今年は旧正月を意識する人が増えただろう。いいそーがち(良い正月)むけー(迎え)みそーりよー。