http://www.qab.co.jp/news/2012011733221.html
1月17日午前10時40分頃、沖縄防衛局が東村高江のヘリパッド(オスプレイパッド)建設現場にやってきて工事を再開している。昨年11月29日、「犯す前に言うか」という田中聡前沖縄防衛局長の暴言が琉球新報に暴露された。暴言について追及されるのを恐れ、翌日から沖縄防衛局は高江に姿を現さなかった。
12月以降は、辺野古新基地建設に向けた環境影響評価書の「年内提出」強行に力を入れた面もあったのだろう。県が評価書を受理し、防衛大臣も替わって、一区切りついたと言わんばかりに、沖縄防衛局は工事を再開している。
報道によれば、早ければ今年夏にもMV22オスプレイが沖縄に配備される。それに間に合わせるため、沖縄防衛局はしゃにむにオスプレイパッド建設工事を進めようとしている。田中前局長の暴言はたんに一個人のものではない。米軍のためなら沖縄県民に力尽くで犠牲を押しつける、そういう沖縄防衛局の組織的本質を示している。オスプレイの沖縄配備に反対し、自分にできることを創意工夫して、高江の工事再開をくい止めましょう。