8月14日は午前9時半頃、N4ゲートの近くに白い4トントラックが砂利を運んできてこぼし、その後バックホーがやってきて敷きならす作業が行われた。前日13日に県の環境保全課が沖縄防衛局に、赤土等流出防止条例」に基づく「確認済み通知書」を渡したとのことで、これまでN4の奥の方で作業をしていたバックホーやトラックがゲート前に出てきて、本格的なヘリパッド建設工事を開始した。
http://www.youtube.com/watch?v=c-v3YW7tuaw
白いトラック2台がヘリパッド2建設予定地に土嚢を運び、その後、土嚢を投げ下ろしているらしい音が聞こえた。ヘリパッド建設予定地周辺の窪地などに土嚢を入れて、バックホーやトラックの運転に支障がないようにしたのかもしれないが、木々に視界をさえぎられて確認することはできなかった。
作業員たちは溶接帽子やタオルで顔を隠し、サングラスまでかけている。他の建設業者の車に紛れ込んだり、会社名を偽ったりして北部訓練場のメインゲートから入っていると思われるが、県民をあざむき、姑息なやり方でことを進めるのは、沖縄防衛局の常套手段だ。そのような工事を止めるには、多くの人の力が現場で必要です。集落に近いN4の工事は、住民の生活にとりわけ大きな影響を与えます。ぜひ、早朝からの監視・阻止行動にご参加ください。
14日は午後2時半頃、西の空にMV22オスプレイ1機が姿を現した。伊江島で訓練を行い、移動してきたのだろう。メインゲート近くのヘリパッドに2度着陸し、10分ほどで離陸して東の空に飛び去った。
http://www.youtube.com/watch?v=IAB2x4W23xw
http://www.youtube.com/watch?v=LvO7uOwEork
垂直尾翼に竜の文字と04の機体番号が確認できた。追加配備された部隊の愛称は虎なので、昨年配備されたオスプレイだが、これから24機体制で頻繁に飛来するだろう。北部訓練場ではオスプレイ以外にも、ペイブホーク、シーホーク、スーパーコブラなど、多様なヘリが訓練を行っている。N4のヘリパッドが完成すれば、高江の集落はそれこそ「標的の村」として危険にさらされる。沖縄のどこにもオスプレイの新たな訓練施設を造らせてはならない。