普天間基地へのMV22オスプレイ9機の追加配備から一夜が明けて、13日は早朝から高江に行き、ヘリパッド(オスプレイパッド)建設反対の監視・阻止行動に参加した。高江では前夜、雨が降ったらしいが、干魃を潤すほどではなかったようだ。厳しい暑さが続くなか、昼食はMさんからの差し入れのタイ風カレーを食べて汗をかいた。クヮッチーサービタン。
前日12日にN4ゲート近くまで杭を打ち、ロープを張る作業が行われたとのことで、区画を区切ったような様子が確認できる。ヘリパッド2の建設は次の工程に入ったようで、警戒を高めねばならない状況となっている。
N4ヘリパッド1の撒水作業が行われると同時に、米軍関係車両に乗った3人の男性が、N4地区全体を点検するように動いている様子が確認できた。MV22オスプレイの追加配備が進められ、高江のヘリパッドの運用も倍加する。N4ヘリパッドの使用が、遠くない時期に強行されるかもしれない。それを止めるために、多様な取り組みをしなければならない。ぜひ高江にも駆けつけて、取り組みに参加してほしい。
13日は普天間基地所属のAH−1W軽攻撃ヘリコプター・スーパーコブラが北部訓練場上空で訓練を行っており、N4の既存のヘリパッドに2回着陸した。隣接するヘリパッドでは撒水作業などが行われている。作業員の安全を確保するために、N4ではヘリやオスプレイの着陸は止めるべきだ。キャンプ・ハンセンでHH60ヘリが墜落して間もないにもかかわらず、県民を脅かすヘリの訓練が行われている。
13日は沖縄国際大学にCH53Eヘリが墜落して9年だった。13日は旧の七夕にあたっていて、沖縄では墓参りの日となっている。午後からは墓掃除に行ったので、沖国大や宜野湾市での集会には参加できなかった。しかし、夕方の県内テレビのニュースを見ながら、沖国大事故の教訓が生かされず、今年に入ってすでに2件の米軍機墜落事故が起こっていることの異常さを感じずにおられなかった。
沖縄の異常さに慣らされてはいけない。見上げる空を米軍機が飛んでいる。これは日本のどこにでもある風景ではない。こういう写真が簡単に撮られること自体が異常であり、問題なのだ。