8月12日は午前6時に普天間基地野嵩ゲートに行き、MV22オスプレイの追加配備に反対する行動に参加した。沖縄県警はゲート周辺を機動隊と私服刑事で固め、道路を横断することさえ規制して、ゲート前に行くことを阻んだ。
http://www.youtube.com/watch?v=1L4A0XKaTAU&feature=youtu.be
抗議行動を完全に抑え込もうとする県警の過剰警備が、かえって行動参加者の怒りをかき立てた。沖縄県民がどれだけ反対しようと、平然とその意思を踏みにじってオスプレイの追加配備を強行する日本政府への怒りと相まって、参加者は道路上で抗議の意思を示し、米軍車両に対してオスプレイや基地にNO!の声を突きつけた。
http://www.youtube.com/watch?v=vyqP946efFQ&feature=youtu.be
県警の弾圧によって参加者の1人が倒され、救急車が呼ばれた。午前8時頃、オスプレイ8機が岩国基地を離陸したという報告があった。追加配備強行が明らかとなり、怒りがさらに高まるなかで、県警の弾圧に抗して執拗に抗議行動が行われた。
午前9時から「基地の県内移設に反対する県民会議」主催の抗議集会が開かれた。オスプレイは午前中に8機、午後に1機が普天間基地に飛来した。オスプレイの動きに合わせて午後2時から再度集会を持ち、抗議の声をあげた。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-08-12_52826
1機を残して追加配備が進んだことに、日本政府は胸をなで下ろしているかもしれない。しかし、HH60ヘリの墜落事故の原因究明さえなされないなかで、配備を強行したことを日本政府は必ず後悔する。日米両政府と米軍への怒り、不信、不満は県民の中に増幅し、蓄積していく。軍事基地の負担と危険性をさらに拡大していく行為は、日本政府がどれだけ詭弁を弄そうと県民を理解させることはできない。
沖縄では今年に入ってすでに2件も米軍機の墜落事故が発生している。破局的事態がいつ起こるか分からない。その時になって後悔しても遅い。県民に犠牲を強要する日本政府の愚劣さを許してはならない。