高江では今週も連日、早朝からN4ヘリパッド2建設阻止のために監視活動が行われている。7日はN4ゲート付近から訓練場内に作業員の姿は確認できなかった。しかし、奥の方ではバックホーやトラックが動く音が聞こえている。ヘリパッド1の建設状況から類推すれば、樹木伐採に入る前に砂利などの資材を搬入したり、伐採した樹木の仮置き場などを準備しているのではないか。
オスプレイの追加配備、キャンプ・ハンセンでのヘリ墜落、沖縄市サッカー場の枯れ葉剤問題、辺野古新基地の埋め立て申請など、米軍基地をめぐる重要問題が沖縄では続出している。ともすれば、高江のヘリパッド建設問題はその陰に隠れがちだが、現在進行形で工事が進められている。実際に工事を止めるには、現場で多くの人の力が必要だ。ぜひ高江にも駆けつけてほしい。
http://www.youtube.com/watch?v=K5C_BIDYn04&feature=youtu.be
北部訓練場では早朝から夕方まで、メインゲート北の森で米軍のかけ声や空砲の音が聞こえていた。午後6時15分から25分にかけて、訓練を終えた米兵たちが大型トラックに乗って出てきた。手を振る兵士もいれば、わざわざ中指を立ててみせる兵士やふざけて笑う兵士もいる。町中で見かけるTシャツにジーンズ姿の米兵と、北部訓練場に戦闘服姿で来る米兵とは、当たり前だが、まるで違う。「トモダチ」だの「良き隣人」だのといったところで、高江では軍隊の実態が露呈する。
米軍の姿ばっかりではうんざりするので、お口直しに。
高江のいいところは時間を見つけて森を散策し、動植物を眺めて気分転換ができるところだ。夏の盛りで蝶の数は減ったが、ノグチゲラやリュウキュウヤマガメ、ホントウアカヒゲなどは頻繁に見かける。歩くたびに発見がある貴重な森を守りたいものだ。