http://www.youtube.com/watch?v=Api3cujsi9M&feature=youtu.be
6日は午後6時から嘉手納基地第1ゲート前で、HH60ヘリの墜落に抗議する集会も開かれた。平和運動センターや嘉手納基地爆音訴訟団、普天間基地爆音訴訟団が中心となり、約200人が参加した。
発言者の1人が、オスプレイの追加配備やヘリの墜落事故など、個別的な問題に対応していたら切りがない。沖縄の基地を無くし、日米安保条約を破棄して、根本的に問題を解決していかなければ、埒があかない、と発言していた。それは参加者一同の共通認識だろう。同じことを何度も繰り返させられることへの怒りが、みな腹の底では沸々とたぎっていることと思う。
発言やシュプレヒコールの後、小さなデモを行ったが、それで怒りが収まるはずがない。火種は沖縄の中でくすぶり続ける。今年に入って、海にF15が落ち、陸の基地内にHH60ヘリが落ちた。次は何が、いつ、どこに落ちるのか。時限爆弾の上で暮らしているような不安が広がる。米軍や日本政府の高官が何を言おうと、沖縄人のどれだけが信じるか。
この狭い島で、米軍機の訓練を行うこと自体が無理なのだ。この分かりきった事実に目をつぶり、訓練を続ければいつか大惨事が起こる。それは明日かもしれない。