6日は普天間基地野嵩ゲート前に行き、午前9時から行われたMV22オスプレイの追加配備に反対する集会(主催:基地の県内移設に反対する県民会議)に参加した。前日5日にキャンプ・ハンセンで発生したHH60ヘリの墜落事故の影響で、6日のオスプレイ追加配備は延期となった。しかし、それはあくまで沖縄県民の反発を回避するための一時的なものだ。元もと機体整備が遅れていたのを、墜落事故が起こったことを口実に先延ばしした面も考えられる。今後、いつ飛来するか分からない状況が続くが、取り組みを継続することを確認し、オスプレイの追加配備阻止と撤去を訴えた。
http://www.youtube.com/watch?v=xIjK7h6zYjo&feature=youtu.be
県民会議の集会が終了後、すぐに平和運動センター主催の緊急抗議集会が開かれた。オスプレイの追加配備と前日発生したHH60ヘリの墜落事故に対し、デモで抗議の意思を示そうという呼びかけがあり、県警の弾圧をはねのけながらデモを行った。
3日のオスプレイ追加配備阻止行動のさなかに県警に逮捕されていたHさんが5日に釈放され、デモの後にあいさつがあった。たとえ誰が逮捕されても、全員で必ず奪還しよう、という呼びかけに参加者も呼応していた。
午前10時10分頃に解散したあと、宜野湾市役所前でハンガーストライキをしている皆さんのテントによって話を聴いた。MV22オスプレイの追加配備に反対し、赤嶺和伸さん、栄野川安邦さん、小橋川共行さんの3人が2日からハンガーストライキに入っている。炎暑が続くなか、文字通り体を張っての意思表示である。
広島に原爆が投下されてから68年。広島・長崎の人々を、原子爆弾の威力を確かめるための生体実験として利用した米国に、ここまで卑屈に追随している日本人の情けなさよ。しかも米軍基地の負担の大半を沖縄人に押しつけて。ハンガーストライキ中のテントから、普天間基地に離着陸するCH46ヘリやCH53Eヘリが見えた。嘉手納基地は飛行を自粛していたようだが、普天間基地はいつもと変わらない。テントに置かれたヘリ墜落の号外をもらって車に戻った。