http://www.youtube.com/watch?v=nlGNjbYL7oc&feature=youtu.be
週明けの5日は、午前8時半過ぎに普天間基地野嵩ゲートに行った。県警機動隊によってゲート前に行く歩道は封鎖され、MV22オスプレイ追加配備に反対して集まった県民ともみ合う場面もあったが、封鎖を突破することはできなかった。ゲート両側の歩道や向かいの歩道で、岩国の動向を確認しながら、オスプレイ追加配備反対を訴えて集会やPR活動を行った。
沖縄は7月以降、極端に雨が少なく、炎天下の行動は体力を消耗するので、岩国の動向を見ながら休憩をとりつつの行動となった。午前10時頃に休憩をとったあと午後1時に再開し、岩国基地でオスプレイが飛び立っていないということで、再び休憩に入って午後4時に再々開した。いったん飛び立ったオスプレイ2機は岩国基地に戻り、この日の追加配備はなかった。参加者から「阻止したぞ!」の声が上がった。
一方で、キャンプ・ハンセン内に米軍ヘリが墜落したという報が入った。オスプレイの追加配備が強行されているなかでの墜落事故であり、山城博治さん(普天間基地の県内移設に反対する県民会議事務局長)の、怒りを示そう!との呼びかけで、緊急のデモが取り組まれた。
事故を起こした嘉手納基地所属のHH−60救難ヘリ(ペイブホーク)は、8月1日に北部訓練場でも訓練を行っていた。
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/b50c3996a6fc24a141ec5d0c0ced0d78
2機が追っかけあうように高速で低空飛行や旋回飛行などをくり返していたのだが、地上からは人の姿がはっきりと見え、見るからに危険な訓練だった。事故の報を聞いて、さもありなん、という思いだ。
http://www.youtube.com/watch?v=xP74-VVJXmI
帰りはキャンプ・ハンセンの様子を見るために国道329号線を通った。米軍基地に取られた山並みの向こうの空が夕焼けに染まる頃、宜野座村松田の102ゲート登り口で、米軍MPが軍用犬をつれて警戒にあたっていた。墜落事故現場の近くで、潟原から上陸した水陸両用車が、訓練場内に登っていく道である。若い兵士に、沖縄県民は海兵隊を必要としないから、訓練を止めて早く米国に帰ってくれ、と声をかけて帰途についた。
テレビのニュースによれば、在日米軍は6日にオスプレイ2機を沖縄に追加配備するという。米軍ヘリ墜落事故の翌日であり、米国が広島に原子爆弾を投下した日だ。沖縄人は元より、日本人はここまで愚弄されて、黙っていられるのだろうか。くぬ腐りアメリカーたーぬ、しーぶさ勝手しみてぃやないびらんどー。ウチナーぬ米軍、たっぴらかさんねーないびらんしが。
沈黙は容認と解釈されます。野嵩ゲートに集まって、反対の意思表示をしましょう。