7月6日は土曜日にもかかわらず、早朝からN4やメインゲート前に10数名が集まり、監視活動を行った。この日は午前中、メインゲートやN4のヘリパッド建設現場に作業員の姿は見られなかった。日差しは強いが、メインゲート近くのテントは風が吹き抜けて涼しい。まーさかじ(美味い風)と表現する人もいて、しだかじ(涼風)に吹かれながら監視と読書をし、午後名護に戻った。
高江に行き来する途中の道沿いにブーゲンビリアが咲いている。いつも横目に見ながら通過しているのだが、今日は早めに引き揚げたので車を止めて花を眺めた。
ブーゲンビリアの傍にはハイビスカスやトウワタ、ランタナ、ルリフタモジなどが咲いている。ナカオレツユムシがハイビスカスの花びらを食べ、カバマダラがトウワタの蜜を吸っていた。
西海岸に出て58号線を南下していると、屋我地島から古宇利島、大宜見村の海岸にかけて、かたぶい(片降り)しているのが見られた。雨雲が移動するにつれて光と影が移ろい、海の色が変わっていく。沖縄の夏の景色である。
日曜日にやんばる路をドライブする人も多いと思う。高江のN4テントによって話を聴いてほしい。沖縄の自然を破壊する軍事基地建設に反対しましょう。