高江では週明けの8日も早朝から監視行動が取り組まれている。午前7時37分にN4のヘリパッド建設に携わっている作業員が乗った白いワゴン車がやってきた。先週に比べ車内の作業員が減っていた。運転手や助手席の作業員と少しやりとりしたが、こちらとしてはMV22オスプレイが訓練する着陸帯を造ってくれるな、と訴えるしかない。5分余り経って、ワゴン車はUターンし引き揚げていった。
午後8時過ぎに、N4ヘリパッド工事の作業員1人が載った軽ワゴン車がやってきた。二つ目のヘリパッドができれば、集落に近いN4ヘリパッドに頻繁にオスプレイが飛来し、住民が騒音や墜落の危険にさらされること。近くには小中学校もある。自分の子どもの上をオスプレイが飛んだらどうなのか。県内の全市長村議会、首長が反対しているのにオスプレイの追加配備が強行されようとしている。沖縄県民をバカにした日本政府の対応を許せるのか、などいろいろ訴えた。数分して作業員はUターンし引き返していった。
8日はN4のゲート付近から確認できる範囲では、ヘリパッド建設現場での作業は行われていないようだった。ただ、先週で樹木の伐採範囲の測量は終わり、動植物の生息調査もかなり進んでいると考えられる。伐採に向けての準備が進められていくなか、それを食い止める行動が急務となっています。ぜひ明日以降も多くの人が高江の監視行動に参加してください。
午前11時17分に、満員の海兵隊員が乗った大型バス2台を先頭に、大型・中型トラックなど米軍車両が列をなしてやってきた。米国独立記念日からの4連休が終わって、北部訓練場でジャングル戦の訓練が再開されようとしている。沖縄で鍛えられた米兵が、世界各地に派兵されて、殺戮と破壊を行っている。それに対し、強く抗議をすることも、メインゲート前での重要な取り組みである。
これはあくまで参加者個人の判断による自由な行動です。志を同じくする方は、ぜひ米軍の訓練に対する抗議行動にもご参加ください。