7月3日も高江では、早朝からN4のヘリパッド建設工事に対する監視行動が取り組まれた。前日、二つ目のヘリパッド建設現場で測量を行っていた作業員らが乗った車がメインゲートにやってきた。日本政府は沖縄県民の圧倒的多数が反対しているにもかかわらず、7月末以降、MV22オスプレイの追加配備を強行しようとしている。そういう状況で、オスプレイの新たな訓練施設の建設を許すことはできない。工事を止めるよう話をしようとしたのだが、作業員たちは窓を閉め切って答えず。この後、メインゲート前からいったん北上し、1時間余り経ってから南下して引きあげていった。3日は工事は行われなかった。
午前10時半からメインゲート前で、3月から続けられている水曜行動が行われた。横笛の演奏や歌、7月以降の工事の内容と現在の動き、やんばるの自然の豊かさ、普天間基地ゲート前行動の様子などの話があった。
水曜行動の途中に、M1114装甲強化ハマー2台に前後を守られるようにMK48トラックが大きなコンテナを運んできた。すぐにゲート前で抗議行動を行った。明日4日は米国の独立記念日で米軍は休みだが、次の訓練の物資を運んできたのだろうか。
水曜行動が終わるのと同時に、MV22オスプレイ1機が飛来した。メインゲート西側の着陸帯で2度離着陸したが、いつもとは逆に東側から低空でやって来て着陸し、数分後に離陸して北側の山岳部に飛び去った。後方のハッチを開けっ放しにしたまま飛行しているのが分かる。オスプレイ12機が追加配備され24機体制となったとき、北部訓練場の森林に与える影響も拡大する。N4の二つ目のヘリパッドが完成すれば、集落に最も近い場所に頻繁に飛来するのは必至だ。ぜひ高江の現場で、新たなヘリパッドを造らせない行動に参加してください。