5月17日から第36回5・15平和行進が始まる。沖縄平和運動センターのホームページに日程が載っている。
労働組合中心の取り組みだが、反住基ネット沖縄も毎回参加している。初日は辺野古の浜を出発する東コースの行進団に加わっているのだが、今年はMV22オスプレイが配備されて初めての平和行進となる。車で通過するのとは違う、歩くことで見える沖縄の風景もある。嘉手納基地のフェンス沿いを歩くと、その広大さが肌身で分かる。都合のつく時間、場所で歩いてみてほしい。
昨日から橋下徹大阪市長の暴言が報道されている。イエスマンに囲まれた裸の王様には忠言してくれる者もいないのか、地金をさらして自爆し続ける姿は無様なものだ。それにしても、わざわざ沖縄に来て普天間基地の司令官に「風俗店の活用」をすすめるとは呆れ果てる。金武、コザ、宜野湾など基地周辺の「社交街」「特飲街」で働く女性が、どれだけ米兵の暴力にさらされてきたか、橋下市長は知らないのだろう。こんな人物が市長の権力を振りかざし、教育に介入して横暴に振る舞っているのだ。
大阪維新の会と政策協定を結んで復活を図った下地幹郎氏も、今頃さぞ焦っているはずだ。類は友を呼ぶという言葉もあるが、辺野古新基地建設を進めようと選んだ相手は、沖縄に対してこの程度の認識しか持っていない人物だったわけだ。支持基盤のない沖縄で勢力拡大を図ろうとした橋下市長と、生き残りをかけて橋下人気にすがった下地氏の野合など、1日も早く潰えた方がいい。