沖縄はそろそろ梅雨入り宣言がなされるような雨模様の日が続いている。日々、森の緑が深まっている。
5月11日に石垣市民会館会議室で、「第13回ゆいまーる琉球の自治in石垣」が開かれたので参加した。当日の様子を八重山毎日新聞が伝えている。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/22440/
「車座の集い」で発表された5氏は、いずれも長年にわたり地に足をつけて住民運動を取り組まれてきた方々である。リゾート開発や戦争マラリア、公民教科書採択、高額の弁護士費用、自衛隊配備などの問題について、自らの活動に基づいた報告がなされ大変勉強になった。午前10時から午後6時頃まで内容の濃い報告が続き、八重山まで足を運んだかいがあった。
主催者はNPO法人ゆいまーる琉球の自治で、詳しくは理事長の松島泰勝氏のブログを見てほしい。琉球独立に向けて精力的に活動している方である。
http://ryukyujichi.blog123.fc2.com/
「車座の集い」のあと、会場近くの公園にある9条の碑を見学した。前日には「しらほサンゴ村」の見学もあった。
日米両政府が対中国の軍事強化を進めるなかで、与那国島への自衛隊配備や公民教科書の採択問題、尖閣諸島の国有化を契機とした「領土・領海問題」などが次々と起こっている。新聞やテレビ、インターネットなどを見ていて関心や危機感を抱いても、なかなか足を運べないでいたところに今回の催しがあったので参加させてもらった。主催者と発表された皆さんに感謝したい。