5月8日の北部訓練場は、CH46ヘリコプター3機が低空飛行する下で、戦闘服姿の米兵を乗せた車両がメインゲートを何度も出入りした。水曜行動で集まったメンバーは、ゲート前で米軍の訓練に抗議しながら、県道を行く車に基地反対のPR活動を行った。
昼食後、午後1時から古堅実吉さんを講師に迎えての学習会第4回が開かれた。1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効後、「暗黒の時代」と呼ばれた50年代の沖縄の状況を、米軍の弾圧とそれに抗した民衆のたたかいを中心に、2時間にわたり詳しく語っていた。
学習会のあと1時間ほど森を散策した。高江の森の沢を歩いているとリュウキュウハグロトンボをよく目にする。ひらひらと飛ぶ姿や光を受けて止まる姿は、沢歩きの楽しみの一つ。