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Channel: 海鳴りの島から
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4月3日の高江の様子

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 4月に入ったというのに3日は肌寒い1日だった。水曜行動で、メインゲートの前でリレートークを行いながら、やんばる路を通る車にオスプレイ配備反対!ヘリパッド建設反対!などを訴えた。春休みということもあって、全国各地から参加者があり、それぞれの地域での取り組みや高江に来ての感想、台湾での交流会、最近の高江・沖縄の状況などを述べあった。

 N4テントでの昼食後、道をはさんだ広場でかき氷機の提供があり、さっそく氷ぜんざいが振る舞われた。沖縄の食堂では、ぜんざいといえば氷をかけたものが普通で、シロップをかけたものは今帰仁では「みぞれ」と呼んで区別していた。わらばーたーに良いプレゼントだった。

 元衆院議員・古堅実吉さんの講話第2回は「米軍占領下の沖縄と県民のたたかい(その1)」で、敗戦と占領開始からサンフランシスコ講和条約の発効までの沖縄、日本の状況が語られていた。安倍政権が4月28日を「主権回復の日」として記念式典を開こうとしているなか、時宜にかなった内容だった。

 森の中を散策していると、沢に面してかなり大きな椎の木があり、その下に折れた枝が落ちていた。枝といっても直径が20センチ以上あり、ノグチゲラの巣の跡らしい穴が開いていた。N4のテントから200メートルほど離れた場所である。ヘリパッド(オスプレイパッド)建設工事によって破壊されている高江の森が、どれだけの価値を持っているかが分かる。国の天然記念物であるリュウキュウヤマガメも、すぐそばの沢を歩いてた。

 午後5時頃から、N4やメインゲート周辺の森の上空をCH46ヘリ3機が1時間ほど飛び回っていた。MV22オスプレイとの交代が進められており、7月にはオスプレイ12機が普天間基地に追加配備されて、交代が完了すると言われている。訓練が住民の生活とやんばるの森の生物を脅かすのは、ヘリもオスプレイも同じである。ヘリパッド建設阻止と北部訓練場の返還を実現するために、さらに運動を広げていきましょう。

 


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