住基ネットに反対する市民ネットワーク沖縄(反住基ネット沖縄)が主催する講演会の案内です。内容は同団体のビラから引用しました。
大丈夫?あなたのプライバシー
政府は、「共通番号制法案」を国会へ提出しました。この法案は、国民一人一人に番号を割り振って年金や納税実績などの個人情報を国が一元的に管理・把握するというものです。政府は、当初「税」「社会保障」「災害対策」に利用を限定し、3年後に範囲拡大を検討するといっています。金融や医療などあらゆる生活分野に拡大されことは明らかです。膨大な個人情報を国が一元的に管理することの危険性は計り知れないものがあります。個人番号をマスターキーにしてプライバシーにかかわるさまざまな情報を名寄せすることができるからです。スパイ識別のために社会住民登録番号を導入した韓国では、情報流出、成りすまし事件が頻発、国民の人権が危険にさらされていると廃止の声が上がっています。社会保障番号を導入している米国では、成りすましによる不正年金受給の詐欺事件などが多発、大きな社会問題となっています。
それだけではありません。個人番号が軍事基地に反対する人や自然破壊に反対する住民など国にとって好ましくない市民を識別、監視するために使われることが懸念されます。反住基ネット沖縄は、白石孝さん(プライバシーアクション代表)を講師に講演会を開きます。多くの方々の参加を呼びかけます。《入場無料》
日時:4月6日(土) 午後2時〜4時30分
場所:浦添市てだこホール「多目的室」1 (浦添美術館となり)
講師:白石孝さん(プライバシーアクション代表)
演題:「共通番号制の内容と問題点」
DVD上映:「韓国の社会住民登録番号:頻発するプライバシー侵害、情報流出、成りすまし事件」
主催:住基ネットに反対する市民ネットワーク沖縄(反住基ネット沖縄)